LOE(ロエ)ノートパソコンスタンドをご紹介いたします。
「寝ながらノートパソコンを使ったり、タブレットで動画を見たい。」
「ごろ寝でスマホやタブレットをみたりするんだけど、手で支えてるのが辛い。」
そんな「ゴロ寝生活」を実現してくれる商品を手に入れたので紹介いたします。
その夢のような商品は、
LOE(ロエ) のノートパソコン自立型アームスタンド (LUP8A)
です。
amazonのPCスタンドの中でも1万超えで決して安くない商品ですが、評価が高いので前から気になっていました。
たまたま、amazonのアウトレットで安く販売していたのでタイミングよく購入できました。
現在、5ヶ月ほど使ってみて使用感やメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
また、使いやすくカスタマイズした様子はこちら⬇
LOE(ロエ)ノートパソコンスタンド (LUP8A) のメリットとデメリット
すぐにでも製品の評価が知りたい人のために「LOE(ロエ) ノートパソコンアームスタンド (LUP8A)」の良い点・悪い点をまとめました。
おすすめ度 ★★★★☆
実用性 ★★★★☆
値段 ★★★☆☆
【良い点】
アルミニウム合金で頑丈、安心感がある。
「上下の可動域」は幅広く、様々な用途で困ることはない。
ノートパソコンも安定してタイピングできる。(若干のゆれあり)
「ノートPCホルダー」には「クイックリリース」がついていて取り外しが簡単。
【悪い点】
「支柱部分の関節」は上下のみの可動で水平面では不動なので、思うほど自由に動かせない。
「スマホ・タブレットホルダー」には「クイックリリース」がついていない。
「各関節の締め付け調整」にはそれぞれの六角レンチが必要で面倒くさい。
製品概要
さて、商品の詳細は⬇のとおりです。
商品名 | LUP8A |
ブランド | LOE (ロエ) |
販売 | Bright Blue 株式会社 |
高さ調整 | 220~1020mm |
重量 | 5.3Kg |
材質 | アルミニウム合金 + ABS |
耐荷重 | 8Kg |
対応サイズ | スマホ・タブレット:7~13インチ ノートパソコン:11~17インチ |
購入価格 | ¥8,693 (アウトレット価格) |
購入日 | 2022.9.24 |
そして、このアウトレット品ですが、商品自体は問題なく箱が破損しているだけでした。
商品は自分で組み立てなければならないのですが、丁寧な日本語の説明書が入っているので、簡単に組み立てられます。
ちなみに、公式の組み立て動画はこちらから⬇
とりあえず、組み立てると部品は大まかに4パーツからできてます。
①スタンド
②アーム
③ノートPCホルダー
④スマホ・タブレットホルダー
材質は「アルミニウム合金」でしっかりした作りになっています。
実際にノートパソコンを設置するとこんな感じです。
また、タブレット(8インチ)を設置するとこんな感じです。
タブレットはもちろん、ノートパソコンもしっかりと固定されて安心感があります。
耐久性については問題ないと言えるでしょう。
各関節の可動域
LOE(ロエ)ノートパソコンスタンド (LUP8A)には調整可能な関節は4つあります。
基本的にはひとつずつ一方向への可動性のみで、4つを組み合わせて自分の好みの位置へ誘導します。
とりあえず、わかりやすいように以下のように名前をつけて解説します。
①首
②手首
③肘
④肩
結論をいいますと、①~③の可動はいいんですが、④の可動が上下のみでこの部分がネックになりました。
①首の関節
上下に「うなずく動き」になります。
ノートPCホルダーには転落防止のためにストッパーがついていて、傾斜45°でとまる仕様になっています。
あとで解説しますが、このストッパーは取り外しが可能です。
取り外すと更に下まで「うなずき動作」ができるようになります。
この「うなずき動作」ですが、「②手首の関節」部分で「スマホ・タブレットホルダー」に取替えが可能です。
タブレットを装着すると、「①首の関節」はこのように動きます。
さらにこの「スマホ・タブレットホルダー」の「①首の関節」だけ2軸の動きが可能でこのように動かせます。
タブレット (8インチ)を装着するとこんな感じ。
また、アーム自体は「④肩の関節」部分で逆さまに付け替えることができます。
想定される用途としては、
「寝ながらタブレットを見たい」+「頭の方角にスタンドを設置」するような場合ですかね。
そうすることで頭側から覗き込むようにタブレットを設置できます。
②手首の関節
次に「手首の関節」では水平面での円運動になります。
amazonの商品説明では、可動範囲180°となっていますが、実際はもう少しだけ範囲が広いです。
関節自体は360°可動するのですが、部品が干渉して制限されてしまいます。
③肘の関節
「肘の関節」も同様に、水平面での円運動になります。
可動範囲は320°となっていますが、部品の干渉さえなければほぼ360°まで動きます。
④肩の関節
そして、問題となる「肩の関節」です。
この部分は上下の動きのみで水平方向への円運動はできません。
そのため、常に2本の脚の中央に固定され、思ったようにアームを動かすことができないのです。
とりあえず、上下の動きを見てみるとこんな感じです。
このように、上下の動きに関しては十分な可動範囲を持っています。
アームを逆さにして取り付ければ、地面スレスレまでパソコン台を持っていくことも可能です。
それでは、水平方向の動きがなぜ固定されてしまうのかを見ていきましょう。
実はこの肩関節なのですが、ネジとアーム部分が一体となっているのです。
キャップを外すとこうなっています。
支柱の背面には溝があって、その部分をネジがスライドするようにできているのですが、
脚が2本ということで、バランスを取るために脚の中央に固定される仕様になっています。
ネジをくるくると回すと取り外すことができます。
安全性のためにこのような仕様になっているのはわかるのですが、とても良い商品だけにこの部分はとても残念に感じます。
六角レンチ
LOE(ロエ)ノートパソコンスタンド(LUP8A)には様々なところで「六角レンチ」が登場します。
「六角レンチ」なしではこの商品の調整は不可能とも言えます。
それだけ、この商品にとって「六角レンチ」の存在は大きいのです。
4つ「六角レンチ」がついているのですが、サイズは小さい順に以下のとおりです。
①M4
②M5
③M6
④M8
一番大きいM8の「六角レンチ」は組み立ての時にしか使わないのですが、残りの3つは関節の微調整や、ストッパーの取り外しに使います。
関節の硬さ調整
まずは、スマホホルダーの首の関節部分です。
この部分につかう「六角レンチ」はM5サイズです。⬇
こちらの部分はM6サイズ。⬇
ホルダーの取替え
「スマホ・タブレットホルダー」と「ノートPCホルダー」を取り替えるためには、わざわざ「六角レンチ」を使う必要があります。
ちょっと面倒くさい。
しかも、同じ部位でも必要な「六角レンチ」は違ってます。
もう「六角レンチ」は手放せません。
実は、「ノートPCホルダー」には「クイックリリース」なるものがついているんですよ。
「クイックリリース」を押さえて抜けばワンタッチでパソコン台を取り外せます。
なぜこれを、
「スマホ・タブレットホルダー」と「ノートPCホルダー」で取り替えられるようにしないのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
思わず叫んでしまいました。
ストッパーの取り外し
そして、さらにこちらは「ノートPCホルダー」のストッパーです。
このストッパーの取り外しには一番小さい六角レンチ(M4)を使います。
ストッパーを取り外しすることは頻繁にはないと思いますが、「つまみ」とかがあればツールレスでできたんじゃないかと思います。
LOE(ロエ)ノートパソコンスタンド (LUP8A) :まとめ
LOE(ロエ)ノートパソコンスタンドをご紹介しまいた。
まぁ、最後は「六角レンチ」の沼にハマってしまいましたが、総合評価としてはかなりおすすめの商品となっています。
安定性は抜群だし、なにより寝ながら「ブログ」書いたり、映画をみたりできるのはとても快適です。
もう少し痒いところに手が届けば、さらによい商品になると思いますが、そこはコストやら色々とあるんでしょうね。