中谷潤人のプロフィール・戦績まとめ

格闘技
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中谷潤人のプロフィール・戦績まとめ|3階級制覇の軌跡と5月2日東京ドーム決戦
2026年5月2日、東京ドームで「モンスター」こと井上尚弥との世紀の一戦に臨む中谷潤人。三重県東員町出身・28歳(2026年現在)のサウスポーが、いかにして3階級制覇を成し遂げたのか。プロフィールから戦績・主要タイトルの軌跡まで、確認できる情報のみでまとめます。
32戦全勝(無敗)
※2025年12月末時点
24KOKO勝利数
(KO率75%)
3階級世界制覇
フライ→Sフライ→バンタム
10戦世界戦全勝
(10KO・TKO含む)
ℹ️ 戦績・世界戦数はWikipedia「中谷潤人」、ボクシング選手名鑑(boxinglib.com)、時事通信(2025年6月8日付)等の複数メディアで確認できた情報をもとにしています。2026年5月2日の対井上尚弥戦は含みません。
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1基本プロフィール

氏名中谷 潤人(なかたに じゅんと)
生年月日1998年1月2日(2026年現在・28歳)
出身地三重県東員町(員弁郡)
所属ジムM.Tボクシングジム(神奈川県相模原市)
身長173cm(出典:WOWOWニュース、JUNTO NAKATANI公式等)
リーチ174cm(出典:同上)
スタイルサウスポー(左ボクサーファイター)
プロ戦績32戦32勝24KO(無敗)※2025年12月27日時点
世界戦成績10戦10勝(うちKO・TKO 9)※同上
愛称・通称BIG BANG、愛の拳士、ネクストモンスター(出典:Wikipedia)
入場曲長渕剛「神風特攻隊」(出典:Wikipedia)
プロモーター帝拳プロモーション・トップランク(三者合同)(出典:Wikipedia)
好きなボクサーリカルド・ロペス(出典:boxinglib.com)
趣味海釣り、卓球、バスケットボール(出典:Wikipedia)
⚠️ 身長・リーチはメディアによって173〜174cmと若干の差異があります。本記事ではWOWOWニュース(2025年)記載の「身長173cm・リーチ174cm」を採用しています。

2ボクシングを始めるまでの経緯

中谷潤人は両親の方針で小学3年生から極真空手を始めたが、体が小さく連戦連敗が続いた。その後、両親が経営するお好み焼き屋の常連客に「体重別の競技がある」とボクシングを勧められたことと、小学6年生のときにテレビで試合を観たことがきっかけとなり競技転向を決意(出典:Wikipedia「中谷潤人」)。

中学1年生のとき、桑名市のKOZOジムに入門。中学2年時に32.5kg級、3年時に40kg級でU-15全国大会を連覇した(出典:Wikipedia)。

CAREER ORIGIN
中学卒業後、単身アメリカへ渡った異色の経歴

東員町立東員第二中学校を卒業後、高校には進学せず単身アメリカへ渡り、元世界王者・畑山隆則のトレーナーを務めたルディ・エルナンデスや岡部大介から指導を受けた(出典:Wikipedia、日刊スポーツ2020年11月6日付)。

その後16歳のときにM.Tボクシングジムに入門。中学卒業直後の単身渡米という異色のキャリアが、今の万能的なスタイルの礎となっている。

3アマチュア時代の戦績

アマチュア戦績は16戦14勝10KO2敗(出典:boxinglib.com)。2012・2013年にU-15全国大会で階級を変えて連覇している。プロ転向後のスピード出世を考えると、アマ経験は比較的少ない部類であり、プロでの成長を際立たせる要因のひとつとも言える。

ℹ️ アマチュアの試合歴の詳細(大会名・相手選手名など)は、本記事では確認できた情報のみ記載し、未確認の試合情報は省いています。

4プロデビュー〜日本王座獲得(2015〜2019年)

2015年4月26日、岐阜商工会議所でプロデビュー。デビュー戦を1ラウンド1分33秒TKO勝利で飾った(出典:Wikipedia)。

日付相手・大会結果
2015年4月26日 プロデビュー戦(vs 糸賀純一) TKO勝利 1R TKO
2016年12月23日 全日本新人王決定戦(vs 矢吹正道) 判定勝利 3-0 WIN 全日本新人王
2017年8月23日 初代日本フライ級ユース王座決定戦(vs ユーリ阿久井政悟) TKO勝利 6R TKO 初代ユース王者
2019年2月2日 日本フライ級王座決定戦(vs 望月直樹) TKO勝利 9R TKO 日本王座獲得
2019年10月5日 世界前哨戦(vs ミラン・メリンド)
元IBF世界ライトフライ級王者
TKO勝利 6R TKO

なお2016年度東日本フライ級新人王獲得時と、初代日本フライ級ユース王座獲得時にはいずれもMVP(最優秀選手賞)を受賞している(出典:boxinglib.com)。

日本フライ級王座を獲得した後は世界に向けて前哨戦を積み重ね、日本王座は2019年7月23日付で返上(出典:Wikipedia)。

5第1章:WBO世界フライ級王座(2020〜2022年)

2020年11月6日、後楽園ホールでWBO世界フライ級王座決定戦に臨み、ジーメル・マグラモ(フィリピン)を8回2分10秒KOで下して世界王座を獲得。M.Tボクシングジム所属初の世界王者となり、令和になって初めての日本人男子新世界王者にもなった(出典:Wikipedia)。また、三重県出身ボクサーとしても初の男子世界王者という記録を達成した(出典:Wikipedia)。

日付相手・大会結果
2020年11月6日 WBO世界フライ級王座決定戦(vs ジーメル・マグラモ) KO勝利 8R KO 世界初王座
2021年9月10日 WBO世界フライ級初防衛戦(vs アンヘル・アコスタ)
米アリゾナ州ツーソン/元WBO世界ライトフライ級王者
TKO勝利 4R TKO 日本人初の米国での初防衛
2022年4月9日 WBO世界フライ級2度目の防衛戦(vs 山内涼太)
さいたまスーパーアリーナ/ゴロフキン×村田興行のセミメイン
TKO勝利 8R TKO
HISTORIC NOTE
アコスタ戦:日本人初の「アメリカでの初防衛成功」

2021年9月のアコスタ戦(米アリゾナ州ツーソン)は、日本人ボクサーとして史上初となるアメリカでの初防衛成功となった(出典:Wikipedia)。相手のアコスタは元WBO世界ライトフライ級王者の強豪。それを4ラウンドTKOで退けたことは、海外での中谷の評価を大きく高める一戦となった。

2022年10月27日、スーパーフライ級転向のためWBO世界フライ級王座を返上(出典:Wikipedia)。

6第2章:WBO世界スーパーフライ級王座(2023年)

2023年5月20日、アメリカ・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナにて、デヴィン・ヘイニー対ワシル・ロマチェンコの前座としてアンドリュー・モロニー(オーストラリア)とWBO世界スーパーフライ級王座決定戦を行った。最終12回に左のカウンターフックでモロニーをマットに沈め、12回2分42秒KO勝ち。日本人男子では17人目となる世界2階級制覇を達成した(出典:Wikipedia)。

AWARD
モロニー戦のKOは複数の年間最優秀KO賞を受賞

このKOシーンは翌年、ESPN・CBSスポーツ・ザ・リング誌(米)・トップランク・ファン・アウォーズのいずれにおいても「2023年年間最優秀KO賞」に選出された(出典:Wikipedia)。

日付相手・大会結果
2023年5月20日 WBO世界Sフライ級王座決定戦(vs アンドリュー・モロニー)
ラスベガス・MGMグランド・ガーデン・アリーナ
KO勝利 12R KO 2階級制覇

2023年12月14日、都内で行われた会見でバンタム級転向のためWBO世界スーパーフライ級王座の返上を表明(出典:Wikipedia)。

7第3章:WBC世界バンタム級王座〜2団体統一(2024〜2025年)

2024年2月24日、両国国技館でWBC世界バンタム級王者のアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦。6ラウンドTKOで下して3階級制覇を達成した(出典:Wikipedia、格闘技ランキング等)。

日付相手・大会結果
2024年2月24日 WBC世界バンタム級タイトル戦(vs アレハンドロ・サンティアゴ)
両国国技館
TKO勝利 6R TKO 3階級制覇
2024年8月24日 WBC世界バンタム級初防衛戦(vs サム・グッドマン)
有明アリーナ
TKO勝利 1R TKO
2024年10月14日 WBC世界バンタム級2度目の防衛戦(vs ペッチ・CPフレッシュマート)
有明アリーナ/WBC同級1位・ABCOバンタム級王者
TKO勝利 6R TKO
2025年2月24日 WBC世界バンタム級3度目の防衛戦(vs ダビド・クエジャル)
有明アリーナ
KO勝利 3R KO
2025年6月8日 WBC・IBF世界バンタム級王座統一戦(vs 西田凌佑)
有明コロシアム/西田の右肩脱臼により6R終了TKO
TKO勝利 6R TKO 2団体統一
HISTORIC NOTE
西田凌佑との統一戦(2025年6月8日)

WBC王者・中谷とIBF王者・西田凌佑(六島)による日本人同士の王座統一戦は、リングマガジン世界バンタム級王座決定戦も兼ねて行われた。1回から積極的に主導権を握った中谷に対し、西田は6回終了時に右肩脱臼により試合続行が不可能となりTKO(出典:時事通信2025年6月8日、Wikipedia)。

試合後、中谷は「もうすぐ行くので待っててください!」と井上尚弥戦を明言(出典:デイリースポーツ2025年6月8日)。この一言がスーパーバンタム級転向へのカウントダウンとなった。

2025年9月18日付けで、WBCとIBFの両バンタム級王座を返上し、スーパーバンタム級転向を発表(出典:Wikipedia)。

8第4章:スーパーバンタム級転向初戦(2025年12月27日)

2025年12月27日、サウジアラビア・リヤドで行われた「THE RING V: NIGHT OF THE SAMURAI」(リヤド・シーズン主催)において、セバスティアン・エルナンデス(メキシコ)とスーパーバンタム級ノンタイトル戦で対戦。判定3-0(118-110、115-113、115-113)で勝利し、戦績を32戦全勝(24KO)とした(出典:時事通信2025年12月27日、boxinglib.com)。

NOTE:スーパーバンタム転向初戦の内容について
判定結果の数字以上に厳しい内容だった

時事通信(2025年12月27日付)は「スーパーバンタム級ノンタイトル戦は、元世界バンタム級2団体統一王者の中谷潤人(M・T)がセバスティアン・エルナンデス(メキシコ)に苦戦しながらも判定勝ちした」と報じている。ジャッジの採点も115-113と割れた2人がおり、これが「バンタム転向後の初戦で苦戦した」という評価につながっている。

これを踏まえて一部専門家から「転向初戦の苦戦が懸念材料」として指摘されることがあるが、同試合はあくまでノンタイトルのキャリア初のスーパーバンタム級戦であることも念頭に置く必要がある。

9獲得タイトル一覧

タイトル獲得日・経緯
2012・2013年度 U-15全国大会(各階級)優勝中2で32.5kg級、中3で40kg級(出典:Wikipedia)
2015年度ルーキーズトーナメント・ライトフライ級優勝プロデビュー年(出典:boxinglib.com)
2016年度 全日本フライ級新人王東日本新人王・全日本新人王MVPも受賞(出典:同上)
初代日本フライ級ユース王座2017年8月23日、MVP受賞(出典:同上)
第57代 日本フライ級王座2019年2月2日(後に返上)
第19代 WBO世界フライ級王座2020年11月6日(後に返上)・2度防衛
第20代 WBO世界スーパーフライ級王座2023年5月20日(後に返上)
第35代 WBC世界バンタム級王座2024年2月24日(後に返上)・4度防衛
第25代 IBF世界バンタム級王座2025年6月8日(西田統一戦で獲得・後に返上)
リングマガジン世界バンタム級王座2025年6月8日、西田統一戦で決定戦を兼ねて獲得(出典:Wikipedia、サンケイスポーツ2025年4月20日)
ℹ️ タイトル名・獲得日はWikipedia「中谷潤人」、boxinglib.com、各報道の複数ソースで照合しています。

10ボクシングスタイルの特徴

以下は複数のメディアが報じているスタイル評を整理したものです(引用ではなく要旨のまとめ)。

スタンス・体格サウスポー。身長173cm・リーチ174cmはバンタム〜スーパーバンタム級では大柄な部類。この体格差を活かしたアウトボクシングが持ち味(出典:WOWOWニュース2025年)
強みとされる武器左ストレート・左アッパー。サウスポーから繰り出す左は威力・精度ともに高く評価されている(出典:東日本ボクシング協会見どころ記事2025年2月)
万能性中遠距離のアウトボクシングだけでなく、インファイトでの左アッパーや打ち終わりへの精度も評価される(出典:WOWOWニュース2025年)
ザ・リングPFPランク2026年4月時点で7位(出典:各報道)

11次戦:5月2日 井上尚弥戦

2026年5月2日(土)、東京ドームにて世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチが行われます。中谷潤人は、WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥に挑戦します。

日時2026年5月2日(土)14:30開始予定
会場東京ドーム
タイトルWBA(スーパー)・WBC・IBF・WBO 世界スーパーバンタム級統一王座
立場中谷:WBA・WBC・WBO同級1位(挑戦者)
対戦相手井上尚弥(大橋ジム)32戦全勝27KO(無敗)
見どころ32戦全勝同士の無敗対決。日本ボクシング史上最大の一戦とも称される
配信Lemino(NTTドコモ)にてPPV配信
※配信情報は2026年4月時点のものです。視聴の詳細はLemino公式サイトにてご確認ください。

配信媒体については「井上尚弥 vs 中谷潤人は地上波放送なし?どこで見れる?」でも詳しく解説しています。

LIVE STREAMING
5月2日 井上尚弥 vs 中谷潤人
東京ドームをLeminoで視聴する

NTTドコモが運営するLeminoにて、5月2日の試合をPPV配信。
事前購入価格:6,050円(税込)/当日価格:7,150円(税込)
「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」契約者は追加料金なしで視聴可能。

▶ Leminoで視聴チケットを購入する

主な参考・出典:Wikipedia「中谷潤人」、boxinglib.com「中谷潤人」戦績一覧、時事通信(2025年6月8日・12月27日)、WOWOWニュース(2025年)、デイリースポーツ(2025年6月8日)、日刊スポーツ(2020年11月6日)、東日本ボクシング協会(2025年2月)

本記事は2026年4月27日時点の公開情報をもとに作成。複数ソースで照合できた情報のみを採用しています。

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