海外手数料が少ないクレジットカードを比較します。
ランキングとおすすめの上位3位のクレジットカードを紹介します。
まず、クレジットカードには様々なサービスや特典が付与されています。
ここでは、海外のネットショップでクレジットカード決済する場合を想定して解説します。
注目するべき項目は海外手数料とポイント還元率です。
海外手数料は海外事務手数料、海外事務処理手数料、海外取引事務処理手数料とも呼ばれたりします。
要は海外でクレジットカード決済する時にかかってくる手数料のことです。
また、手数料とともに重要な要素がポイント還元率です。
この2つに注目して解説していきます。
各クレジットカードの海外手数料を比較
それでは、年会費無料のクレジットカードを比較していきましょう。
ポイント還元率については海外決済なので基本還元率を記載しています。
順位 | 海外手数料 | VISA | Mastercard | JCB | AMEX | ポイント還元率 (海外還元率) |
1 | リクルートカード | 3.85% | 3.85% | 1.60% | − | 1.2% |
2 | JCBカード W (39歳以下限定) | − | − | 1.60% | − | 1.0% |
〃 | PayPayカード | 2.20% (2025.3.10より 3.85%) | 2.20% (2025.3.10より 3.85%) | 1.60% (2025.3.10より 3.85%) | − | 1.0% |
3 | Amazon Mastercard | − | 1.63% | − | − | 1.0% |
4 | American Express | − | − | − | 2.00% | 1.0% |
5 | イオンカード | 1.60% | 1.60% | 1.60% | − | 0.5% |
〃 | JCBカード S | − | − | 1.60% | − | 0.5% |
6 | 楽天カード | 2.20% (2025.3.1より 3.63%) | 2.20% (2025.3.1より 3.63%) | 2.20% (2025.3.1より 3.63%) | 2.20% (2025.3.1より 3.63%) | JCB, AMEX 1.0% VISA, Mastercard 0.5% (2025.3.1より) |
〃 | dカード | 2.20% | 2.20% | − | − | 1.0% |
7 | エポスカード | 2.20% | − | − | − | 0.5% |
8 | 三井住友カード | 3.63% | 3.63% | − | − | 0.5% |
9 | ライフカード | 3.85% | 3.85% | 3.85% | − | 0.5% |
〃 | セゾンカード | 3.85% | 3.85% | 3.85% | 3.85% | 0.5% |
〃 | 三菱UFJカード | 3.85% | 3.85% | 3.85% | 3.85% | 0.5% |
まず、有利なレートは緑の数字で記載しています。
反対に不利なレートは赤の数字で表示しています。
注意するべき点は、同じカードでも国際ブランドによってレートが違っていることです。
また、手数料だけでなくポイント還元率も合わせて考えないと損をしてしまう場合があります。
すなわち、手数料が低くて、なおかつ、ポイント還元率が高いカードを選ぶとよいでしょう。
【第1位】リクルートカード(JCB)
第1位に輝いたのはリクルートカードのJCBです。
決済手数料の低さに加えて、ポイント還元率が一番高く設定されています。
ただし、JCB一択です。
というのも、他の国際ブランドは手数料が高く設定されているからです。
なので、リクルートカードを選ぶときの国際ブランドはJCBを選択してください。
ちなみに、このリクルートカード(JCB)と下位のクレジットカードでは1万円のお買い物で300円弱の差がでます。
また、リクルートカードはホットペッパーやじゃらんnetの予約決済でもメリットがたくさんあります。
この際、海外決済のクレジットカードとして1枚持っておくことをおすすめします。
【第2位】JCBカード W /【第2位】PayPayカード(JCB)
続いて第2位は、JCBカード WとPayPayカード(JCB)になります。
ただ、2つとも知っておくべき点があるので注意が必要です。
【第2位】JCBカード W
JCBカード Wですが、申込みに年齢条件があります。
それは、入会時に39歳以下でないといけないという点です。
もちろん入会時の条件なので、40歳以降もそのまま使うことができます。
ちなみに、40歳以上の方が入会できる年会費無料のJCBカードはJCBカード Sがあります。
ただし、こちらは通常時のポイント還元率が0.5%なので、海外の決済ではおすすめしません。
【第2位】PayPayカード(JCB)
PayPayカードですが、リクルートカードと同様にJCBブランドだけ海外取引事務処理手数料が安く設定されています。
ですので、申し込む時は必ずJCBを選択してください。
ただし、2025年3月10日以降は海外取引事務処理手数料が改定されて高くなります。
そうすると、おすすめランキング外になってしまうので注意が必要です。
【第3位】Amazon Mastercard
第3位はAmazon Mastercardです。
Amazonでお買い物する機会が多い方は絶対に持っておくべきクレジットカードです。
そして、海外決済でも手数料やポイント還元率がお得な優秀なカードです。
ちなみに、このカードは三井住友カード株式会社がAmazonと提携して発行しています。
そして、三井住友カードよりも海外事務処理手数料が安いんです。
三井住友カードはこれまで何度も海外事務処理手数料を値上げしていますが、Amazon Mastercardは値上げ対象になっていません。
まとめ
海外手数料の観点からみると、JCBが他ブランドよりも安く設定されています。
海外の決済ではポイント還元率にも違いがあるので、その点にも注目してください。
以上、海外手数料が少ないクレジットカードを比較しました。